糖度高めな秘密の密会はいかが?
午後からは絶対に出かけるって決めてるんだから!
有澄は今だにどこに行きたいとか聞いても言ってくれなくて、行き先は決まっていない。
せっかくの梅雨の晴れ間に、たまには遊園地でも行ってみたいけれど・・・。
「あれ?起きたの?」
「うん、ゆかりが側に居なくなったから目が覚めた。シャワー浴びてくる。ゆかりも一緒にお風呂入るなら、湯船貯めるけど…?」
「私は大丈夫だよ。それより、早く出かけたいし…」
「何だよ、一緒に入らないの?誕生日は何でも好きな事してあげるって言ってたのに…」
いやいや、違う、違いますっ!
"好きな事してあげる"って言った訳ではなく、"有澄の好きな場所に行こう"とは言いました。
有澄の勘違いだけれども、まぁ、仕方ないか。
「じゃあ…夜、一緒に入ろ。それでもいい?」
「うん、分かった。約束ね」
ベッドのある部屋のカーテンを開けて、窓も開ける。
湿度高そうだけれど、雨は降らないと良いな。
朝ごはんを用意しようと思い、キッチンに立つと夜食に使ったお皿が食器洗浄機に入っていたので、きちんと食べてくれていたらしい。
冷蔵庫を開けると・・・ケーキの下の方が食べられていた。
上から見ても分からない様に下の方だけ、フォークで指して食べたネズミがいたみたい。
ケーキの横には、何かの封筒が入っていた。
何だろ、コレ?コンビニのチケット入れの袋?
取り出して興味本位で中身を見ると、有名テーマパークのチケットが2枚入っていた。
「有澄、コレ行くの?」
シャワーを浴びたばかりで濡れた髪のままの有澄を捕まえて、私はついついはしゃぐ。
有澄は今だにどこに行きたいとか聞いても言ってくれなくて、行き先は決まっていない。
せっかくの梅雨の晴れ間に、たまには遊園地でも行ってみたいけれど・・・。
「あれ?起きたの?」
「うん、ゆかりが側に居なくなったから目が覚めた。シャワー浴びてくる。ゆかりも一緒にお風呂入るなら、湯船貯めるけど…?」
「私は大丈夫だよ。それより、早く出かけたいし…」
「何だよ、一緒に入らないの?誕生日は何でも好きな事してあげるって言ってたのに…」
いやいや、違う、違いますっ!
"好きな事してあげる"って言った訳ではなく、"有澄の好きな場所に行こう"とは言いました。
有澄の勘違いだけれども、まぁ、仕方ないか。
「じゃあ…夜、一緒に入ろ。それでもいい?」
「うん、分かった。約束ね」
ベッドのある部屋のカーテンを開けて、窓も開ける。
湿度高そうだけれど、雨は降らないと良いな。
朝ごはんを用意しようと思い、キッチンに立つと夜食に使ったお皿が食器洗浄機に入っていたので、きちんと食べてくれていたらしい。
冷蔵庫を開けると・・・ケーキの下の方が食べられていた。
上から見ても分からない様に下の方だけ、フォークで指して食べたネズミがいたみたい。
ケーキの横には、何かの封筒が入っていた。
何だろ、コレ?コンビニのチケット入れの袋?
取り出して興味本位で中身を見ると、有名テーマパークのチケットが2枚入っていた。
「有澄、コレ行くの?」
シャワーを浴びたばかりで濡れた髪のままの有澄を捕まえて、私はついついはしゃぐ。