糖度高めな秘密の密会はいかが?
その前に結婚しなきゃ、だね。
「お待たせ、ゆかりちゃん。いつも遅れてごめんなさい」
「大丈夫、そんなに待ってないよ」
香坂君のスーツ姿が凛としていて、格好良い。
普段のカジュアルの時の香坂君は可愛いらしい印象なんだけれど、スーツ姿は大人びて見える。
先日、偶然にも会社で会った時は動揺してばかりであまり気にも留られなかったのだが、改めて見ると格好良すぎてドキドキする。
「ゆかりちゃん…?どうしたの?」
「な、何でもないよ!」
私は知らぬ間に香坂君を見入っていたらしく
ボーッとしている様に見えたらしい。
格好良すぎて見入ってました!なんて、恥ずかしくて言えない。
「じゃ、行こうか。お姫様…」
私に左手を差し出して、エスコートしてくれる香坂君は本当に王子様の様。
香坂君の左手に右手を乗せた時に思わず、
「お姫様…!?」
と声を出してしまっていた私。
「…実はさっき声をこようと思っていたら、女の子と話してるのが聞こえてたから、ちょっと言ってみただけ。聞き返されたら、恥ずかしくなって来た…」
右手の掌を口元にあてて話す香坂君の顔は、照れているのか赤くなっていた。
「お待たせ、ゆかりちゃん。いつも遅れてごめんなさい」
「大丈夫、そんなに待ってないよ」
香坂君のスーツ姿が凛としていて、格好良い。
普段のカジュアルの時の香坂君は可愛いらしい印象なんだけれど、スーツ姿は大人びて見える。
先日、偶然にも会社で会った時は動揺してばかりであまり気にも留られなかったのだが、改めて見ると格好良すぎてドキドキする。
「ゆかりちゃん…?どうしたの?」
「な、何でもないよ!」
私は知らぬ間に香坂君を見入っていたらしく
ボーッとしている様に見えたらしい。
格好良すぎて見入ってました!なんて、恥ずかしくて言えない。
「じゃ、行こうか。お姫様…」
私に左手を差し出して、エスコートしてくれる香坂君は本当に王子様の様。
香坂君の左手に右手を乗せた時に思わず、
「お姫様…!?」
と声を出してしまっていた私。
「…実はさっき声をこようと思っていたら、女の子と話してるのが聞こえてたから、ちょっと言ってみただけ。聞き返されたら、恥ずかしくなって来た…」
右手の掌を口元にあてて話す香坂君の顔は、照れているのか赤くなっていた。