糖度高めな秘密の密会はいかが?
今までなら嫌味の1つでも飛んでくるのだが、私の存在を無視するかのように私に背を向ける様にして左隣に座って居る女子社員と話している。
別にいいけどね、無視されても・・・。
「秋葉さんはビールにします?」
「私はビールは飲めないので…」
テーブル上にはビール、赤と白のワインのデキャンタ、烏龍茶、オレンジジュースが置いてある。
乾杯の前にテーブル上にある飲み物の注ぎ合いをしていて、私にも順番が回ってきたのだけれど私はビールの苦味が苦手で飲めない。
「お前はワインがいいんだろ。コイツ、ビール飲めないんで…」
勝手に白ワインを私のグラスに注いだ日下部さんは一口、口に含んで
「甘いからお前好みだから大丈夫」
と言って私にグラスを返した。
それを見ていた同じテーブルの女子社員からは非難の視線を感じた。
「日下部さんのワイングラスと交換して下さい…」
「何で?いいじゃん、別に。いつもの事だろ?」
おいおい、ちょっと待て。
話掛けて来たと思ったら、余計な事を言ってるし!!
"いつもの事"って、間接キスなど一度もした事ありません!!・・・キスはしたけど、ってそうじゃなくて・・・!
ますます女子社員からの視線が怖いよ、間が持たないから早く乾杯しちゃって欲しい。
別にいいけどね、無視されても・・・。
「秋葉さんはビールにします?」
「私はビールは飲めないので…」
テーブル上にはビール、赤と白のワインのデキャンタ、烏龍茶、オレンジジュースが置いてある。
乾杯の前にテーブル上にある飲み物の注ぎ合いをしていて、私にも順番が回ってきたのだけれど私はビールの苦味が苦手で飲めない。
「お前はワインがいいんだろ。コイツ、ビール飲めないんで…」
勝手に白ワインを私のグラスに注いだ日下部さんは一口、口に含んで
「甘いからお前好みだから大丈夫」
と言って私にグラスを返した。
それを見ていた同じテーブルの女子社員からは非難の視線を感じた。
「日下部さんのワイングラスと交換して下さい…」
「何で?いいじゃん、別に。いつもの事だろ?」
おいおい、ちょっと待て。
話掛けて来たと思ったら、余計な事を言ってるし!!
"いつもの事"って、間接キスなど一度もした事ありません!!・・・キスはしたけど、ってそうじゃなくて・・・!
ますます女子社員からの視線が怖いよ、間が持たないから早く乾杯しちゃって欲しい。