あの日の約束を、君ともう一度
4【皐月side】
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好きだった。
バスケをしている時の兄貴が。
そんな兄貴に憧れて、小4で始めたバスケ。
兄貴は俺に、毎日教えてくれた。
でも、兄貴は中学2年になった頃から、自分の練習に専念し始めた。
兄貴は、バスケの才能があった。
周りの大人は、兄貴のことを「金の卵だ」と言った。
そんな兄貴と俺は、いつしか比べられるようになった。
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