淡い夢
『2017.6.14.




僕が初めてその夢を見たのは、きっと小4の頃だ。





そう、たしか小4の夏休み。
夏祭りの前日だったかな…





当時僕の部屋にはクーラーなんか付いてなくって、汗びっしょりのシャツが体にひっついて気持ち悪くで。





夢の途中、と言えるのかわからないけど途中で何度も起きた事を覚えている。





よし、次は夢の内容。





最初の頃はずっと同じ映像を流されている。そんな感覚だった。




まず、真っ白ーい部屋、というかどこまで行っても白い空間が広がっているというか…




壁があるように見えて多分何も無かった。




きっと歩いても歩いても白い世界が続いていて、多分終わりや終点みたいなものがない空間。




こんなに不確かなのは試したことが無いからだ。




最も最初のうちは試そうにも試せなかったんだけどね。





僕がこの夢の始まりでドラマとかアニメとかでいう1話目。日にちにしたら1日目。




に見た夢はさっき説明した通りただただ白い世界だった。前を見ても、後ろを見ても、横を見ても上を見ても、真っ白な世界。





そして探索が出来なかった理由は体が動がなかったからだ。




横たわった体に、ロープでがんじ絡めにされているような…
そう、オカルト的現象で言うと金縛りが近いのかもしれない。





なったことないからよくわかんないけどね。




とりあえず体は何故か動かなくて、でも首は動かせた。




その空間で一秒だったような、1年だったような。





自分でもどんな感覚だったか説明するの難しいし…うん、難しい。






でも、短いような長い時間を1週間くらい過ごした。





何も無い。そんな悪夢を。』



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