孤独姫


次の日の朝



また私の日常は始まる。


ただ、昨日と違うことがあった



今日はあのクソ女どもに呼び出されたわけじゃない



昨日の金髪にどこかへ連れていかれてる




「おい。お前……」


お前何?さっさといえよ猿

『なに?』

「いや、なんでもない」

『ちっ。』

着いたのか、バイクが止まる


『ここ、どこ?』

「………」



建物にうちは入らされ

2階に行き


ドアを開け、入ると目の前には昨日めそめそ泣いてたオンナが座ってた



「あっ!!るいちゃん!!」


『なに、だれ?』

「昨日助けてもらったはるだよ!!」

『それで?うちに何のようなわけ?』

「あのねぇっ!仲間に入ってほしーノ!ダメかな?」

『ごめんむり。所詮お友達ごっこに過ぎない』


そう、そうよ。どうせお友達ごっこなんだから、


学んだでしょ?裏切られた時の苦しさ、辛さ、恐怖


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