私が行かないでって言ったら、君はここにいてくれますか?
「大樹!おはよう!!」



よし!!



いつも通り挨拶出来た!!



「おっ、おう。おはよう。」



「ん?なに?どうしたの?2人とも最近変だよ?」



「いや、えっ!?そうかな?」



「うん。・・・・・・・ねぇ、何か悩んでるの?それなら私、相談にのるよ?」



私がそう言っても一向に目を合わせない大樹。



絶対なんか怪しい。



「ねぇ、大樹?」



「いや、別に何も悩んでないよ?」



「・・・・・・・・そ?・・・・・・・言いたくなったら教えてよ?いつでも相談乗るからね?」



私はそれだけ言ってまた自分の席に戻った。



「はぁーーーー。なんなんだろ?」



私がため息をつくと弘人が心配そうに私を見た。



「志帆どうした?」



「んー?なんか、大樹も恋も挙動不審で何か隠してるみたいなんだよねー。今までなんかあったらすぐに私に言ったのにさ。何でもないならいいんだけど、夏休みから何となく避けられてる?のかなー?」



私がそう言うと、弘人が口元を手で抑えた。



「弘人?どうしたの?」



「いや、何でもない。・・・・・・・もしかしたら、俺のせい?」



「ん?最後聞こえなかった。」



「いや、独り言!!俺からも大樹君に聞いてみるよ。」



「うん。ありがとう!」



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