男装して共学校へ！

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早朝、まだ陽も登りきらない時間。私は鏡の前に立ってウィッグを付けた。

鏡の中にいるのは髪を肩より短くした私さが写っていた。

「次は…」

私は鏡の横に置いてあるメンズファッションブランドの袋の中の服を取り出した。

「こんな感じかな…」

鏡の中を除くとそこにはそこそこイケメンの男子が立っていた。

「これなら男子に見えるね…」

そう、どこからどこまでイケメン男子だ。

私の顔の作りは美人ではないものの男装したらなかなかいける。

キリッとした感じの爽やか青年って感じかな。

それに加えて身長が173と高いから余計に男子に見える。これなら絶対に誰にもバレない

「よし！」

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「失礼します」

私は2回ノックをした後、職員室に入った。

「おお、倉橋くんか待っていたよ」

私に気がついた黒髪の若い先生が近づいてきた。

「これから丁度ホームルームだ、教室へ行こうか。」

「はい」