..恋の方程式..

志望校でもあって逢沢先生の母校でも
ある狭山高校…

10月２６日は狭山高校の学校見学

｢逢沢先生ｰ！今週の土曜日狭山高校
行くねん！｣

｢ほんまに？｣

｢うん。でも道分からんねん・・｣

｢道？案内くらいできるけどなぁ･･｣

｢あぁ、徒歩３分やっけ？｣

｢ううん｡自転車で３分｣

｢そっか･･｣

そのまま話は流れた…



前日私はバレーの練習があったから
塾に行けなかったんだけど
瞳ちゃんって言うかわいい女の子が
塾に行ってて…

瞳ちゃんは…
かわいくて、清楚で、ほんとに女の子女の子してる子で
私ともかなり仲が良くて
私の好きな人も逢沢先生に気持ちがゆらいでいることも
全部知っていた。

狭山高校の見学も一緒に行く事に
なってて、その日の夜、バレーの練習が
終わってから私は瞳ちゃんに
メールをした。

｢明日どうする？｣
｢どーしよっかー？｣
｢ゆず先生に地図書いてもらった？｣
｢うん！書いてもらったでー！逢沢先生とも喋った♪｣

そのメールに私はなんかムカムカしていた…



ヤキモチ…？

なのかなぁ･･？