..恋の方程式..
先生には好きな人なんていない。


勝手に私がきめつけてた。

そんなはずないのに…

先生だって
人間…


恋くらいする…


私と同じように
泣いて笑って
その人を想って…

切なくなってたんだ…


富山先生がちらちら見てる…

ぱっと目があった..

「?」

富沢先生は心配そうな顔をして
クビをかしげた・

私は
クビを横に振って、
そのまま下を向いた。


ボーっとしてたら
すぐに1時間がたった。。

ぱっと顔を上げたら
富山先生が立っていた。

「何泣きそうな顔してんねん」

「だって…」

・・

「先生ー..?さっきの話ほんまなん?」

「あぁ。でもほんまに間接的やで?」

「意味わからん」

「だからー
なんかほら!自分とかもクラスにかっこいいなぁ..
って想うような憧れ的?な男子おるやろ?
それと一緒で仲谷さんが良いなー
って想ってた女の人に彼氏が出来た。ってだけ!!」


「ふーん..そっか」

私は大きくため息をついた…
< 70 / 101 >

この作品をシェア

pagetop