..恋の方程式..

新しい友達

「ゆなちー!」

そう言って走ってきたのは
友達のりこだった。

りこと私は
中学が違う。

私は三中でりこは七中

そんな私たちが出会えたのは
神様のおかげかなー?
なんて2人で言ってる・笑

まぁ神様のおかげと言うよりは
塾のおかげかなぁ・・
なんて気もする。

私とりこが出会ったのは
丁度2ヶ月前のことだった。

「あ!チャック開いてた!!笑」

私たちはこの言葉から始まった。
トイレから帰ってチャックが開いたまんま
だった私は喋った事もないりこに
向かって言ったんだ。
それがりこ的にはつぼにはまったらしい。

「目おっきいなぁ!」

が第一印象だったらしいけど
私も一緒。

そんなこんなで私たち2人は
ちょくちょく喋るようになった。

そして…
りこも私と同じ
叶わない相手に恋する女の子だった。
< 72 / 101 >

この作品をシェア

pagetop