..恋の方程式..
「もうそんな時期かぁ・・」
個室で先生がつぶやく。
「え?」
「自分来るん?年明け講習・・」
…
写真撮ろう。
って約束したのに…
先生はそれを覚えてないんだ…
その言葉だけで
泣きそうになった…
分かってたこと…
先生の頭の中に
私の存在はない。
ただの生徒だ。
塾でだけ会うただの生徒
なんだ…
私の頭は先生でいっぱいなのに
先生の頭の中には
私なんて一切ないんだろうな…
「来るよ。写真撮ろ!って言うたやん…」
「あぁ・言うてたなー」
私がずっと楽しみにしてた写真。
落ち込んだときは
それさえあれば
頑張れる気がしたから・・
「先生聞いて!前髪切るのん失敗
してん・・笑」
先生に笑いかけてほしかった。
『変なの』
って・・
だけど先生の反応はいつも
「へー・・」
私に無関心だ。
ってことがすぐに伝わってくる…
それから会話はなかった。
先生は淡々と
説明をしてくれた。
私は涙をこらえて
個室を出た。
自習席には富山先生がいた。
個室で先生がつぶやく。
「え?」
「自分来るん?年明け講習・・」
…
写真撮ろう。
って約束したのに…
先生はそれを覚えてないんだ…
その言葉だけで
泣きそうになった…
分かってたこと…
先生の頭の中に
私の存在はない。
ただの生徒だ。
塾でだけ会うただの生徒
なんだ…
私の頭は先生でいっぱいなのに
先生の頭の中には
私なんて一切ないんだろうな…
「来るよ。写真撮ろ!って言うたやん…」
「あぁ・言うてたなー」
私がずっと楽しみにしてた写真。
落ち込んだときは
それさえあれば
頑張れる気がしたから・・
「先生聞いて!前髪切るのん失敗
してん・・笑」
先生に笑いかけてほしかった。
『変なの』
って・・
だけど先生の反応はいつも
「へー・・」
私に無関心だ。
ってことがすぐに伝わってくる…
それから会話はなかった。
先生は淡々と
説明をしてくれた。
私は涙をこらえて
個室を出た。
自習席には富山先生がいた。