..恋の方程式..

まさかのピリオド

「おう!ゆなちー」

「こんばんは。」

「どうしたん?元気ないやん」


「うん・・」


富山先生はやっぱり優しいんだ…

いつも心配してくれる

「仲谷さん?」

それで私が泣きそうになってる理由も
全部分かってくれてるんだ…

「うん…
さっきな、質問しに行っててんやん。」

「おう…」

「んでな、前髪のこと言うたら
『へー』って言われてん・・・」

「うわ。つめた。あいつ最低やなー」



知らない間に涙が出てた…

気にいられてないのも
なんとも思われてないのも
分かってたはずなのに・・

いざ態度に出されると
やっぱり辛かった…

「まぁがんばれよ」

富山先生はそう言って
戻っていった。
< 88 / 101 >

この作品をシェア

pagetop