最後の恋 【番外編: 礼央目線】
「好きな人が出来るまででもいいからって言ったのに、礼央に好きな人がいるのが分かっても別れようって言ってあげられなくて苦しめてごめんなさい。」
紫乃は俺の本当の気持ちにも気づいていた?
「……俺の方こそ、逆に辛い思いをさせて本当にごめんな。」
沢山の間違いに気づいても尚、そこから動き出すことが出来なかった弱くてずるい自分の背中を押してくれた真斗。
そして沢山傷つけてしまった元恋人の紫乃に幸せになってほしいと心から思った。
紫乃は、最後に松野さんへの思いを口にした。
「礼央にとっても大切な人だろうけど、私にとっても大切な友人だから。」
紫乃は悩んだ末、結局松野さんにはお別れも新しい連絡先も告げずにこの街を去った。
けど、もし松野さんが俺に紫乃のことを尋ねてきたら、その時は隠さずに教えてくれていいと。
でも、何も聞いて来なければ何も言わなくてもいいと……そう頼まれた。
紫乃は俺の本当の気持ちにも気づいていた?
「……俺の方こそ、逆に辛い思いをさせて本当にごめんな。」
沢山の間違いに気づいても尚、そこから動き出すことが出来なかった弱くてずるい自分の背中を押してくれた真斗。
そして沢山傷つけてしまった元恋人の紫乃に幸せになってほしいと心から思った。
紫乃は、最後に松野さんへの思いを口にした。
「礼央にとっても大切な人だろうけど、私にとっても大切な友人だから。」
紫乃は悩んだ末、結局松野さんにはお別れも新しい連絡先も告げずにこの街を去った。
けど、もし松野さんが俺に紫乃のことを尋ねてきたら、その時は隠さずに教えてくれていいと。
でも、何も聞いて来なければ何も言わなくてもいいと……そう頼まれた。