君に想いが届くまで
―――数分後

”パチッ”

うさぎの目が開き震えがなくなりだいぶ治ってきた

「ふぅ~よかった・・・って!えっ///」

―――ぎゅっ

琴音が俺を後ろから抱きしめてきた

「ちょっ・・・えっ///」

パニック状態の中琴音は俺の背中に指で何か書き始めた

”あ”
”り”
”が”
”と”
”う”

”ありがとう―――”

琴音は俺の背中にそう書いたのだった
< 14 / 57 >

この作品をシェア

pagetop