君に想いが届くまで
「はぁー・・はぁー」

私の目の前には汗だくですごい息切れしている小泉先輩の姿があった

なんで・・・なんで先輩来るんですか・・・

「自分だけいいたいこと紙に書いて・・・勝手に行くなよっ!寂しいじゃん・・・」

・・・!

先輩は今寂しいって・・・

でもっ!でもこの前先輩はトモダチに!

私はその場に持っていたメモ帳にシャーペンで文字を書いた

”だって先輩この前トモダチに私が喋れないから何考えてんのか分かんないって・・・”

私がそれを書いた紙を先輩に向けると先輩は顔を真っ赤にした
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