君に想いが届くまで
・・・!?なんで顔を真っ赤にするの!?

「それは・・・その・・・そのあとの言葉あったんだけど・・・あいつらに言うのもったいなくて///その・・・てか聞いてたのか!?」

コクリと私はうなずいた

”そのあとの言葉ってなに?”

私は紙を先輩に見せた

「言わなきゃいけない?」

はいっ!すごく気になります!

私は深くうなずいた

「琴音ちゃんは喋れなくても

毎日笑ったり・・・

赤くなったり・・・

少しムスッとしたり・・・


毎日色々な表情してて

気づけばいつも俺は琴音ちゃんのこと見てて・・・」


ウソ・・・先輩が私のことちゃんと見ててくれたの?

心の中にあったモヤモヤが今の言葉で全てなくなり

私の中にあった曇り空は一気に満点の晴れ空になった



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