@あなたがスキ

「高野君...
怖い思いさせてごめんなさい...」

駿に謝り、
翔子は包丁をベッドから
抜き、ベッドを整えた。

「最後に抱き締めてください...
そしたらもう二度と高野君の前に顔を見せません..」

最後のお願いをする。

駿もこれでこの恐怖が終わるなら、と

「..わかった」

承諾した。
< 13 / 17 >

この作品をシェア

pagetop