いつも。

「ただいまー」


家に帰ると待っていたのはお義母さんの楽しそうな顔。



「どうだったどうだった?イケメン見つけた!?」


早速聞いてくるお義母さんは、あそこが不良校だということを分かっていて入れたらしい。



「なんで私があんなところに通わなきゃいけないのよ…族に入ってなかったらみんなからの視線がヤバいんだけど。」


カバンをソファに置き、キッチンで手を洗う。



「だってぇ、私の母校だから。そこ!」


お義母さんの衝撃的なカミングアウト。


「えっ??ちょっと待って…お義母さんって不良だったの??」


戸惑いすぎてヤバイ。



「そうだけど?言ってなかったっけ?」


当然のような顔でいるお義母さん。


「はぁ…」


ため息をつかずにはいられません。


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