いつも。

説明が終わりみんなが帰った教室で、1人残っているのは呼び出しをくらった私…


先生きちゃったし!!



「堀川さん。何故呼び出されたか不思議でしょう。」



え?もしかして禁断の恋的な何かが始まるのかしら!?



「単刀直入に聞きます。あなた、本当はどこの族にいたんですか?」


へ?ちょっと待ってよ…

先生までそのことを聞くのぉ…?



「だから、黒龍に―――――」



「私は黒龍の元幹部です。抜けたのならば、誰が抜けたのか連絡が私に来ているはずです。」


私の言葉を遮って先生は眉間にシワを寄せて話す。



「ぬ、抜けたのは最近じゃないから!!」



どうにか抜け道を探すものの…


< 8 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop