全ての記憶を《写真》に込めて

それから、たくさん遊んだ。
手術してから、いつ帰ってこられるかわからないから。


「晴くん!あれ一緒に食べましょう!」

「彩月〜、これお揃いにしよ〜」

「彩月ちゃん、あそこにお店できたらしいよ」

「他に行きたいところはないのぉ?」



みんな優しくて、たくさん買って……。



_______________あっという間に時が過ぎいつしか二月末になっていた。



そしてとうとう、お別れの日。


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