全ての記憶を《写真》に込めて
_______________キーンコーンカーンコーン。
二時間目終わりのチャイムだ。
「そろそろ帰るよぉ」
「うん!沢山写真撮れたね!」
「ほぼ俺の写真でしょ、あんまり見せないでよぉ」
「私の宝物にしとくよ!」
そして、教室に戻る。
「御国さん大丈夫だった!?」
「和久井やるじゃねぇか!御国を助けるなんて」
「彩月さんに手を出さなかったよね?」
「和久井くんはやっぱりイケメンだ…」
クラスのみんなに囲まれた。
え、どういう状況?
チラッと晴くんを見ると、瞬時に対応していた。
「大丈夫だって言ってるでしょ はい、邪魔だからどいてねぇ ほら、行くよ」
「あ、うん!」
「ねぇ、茉莉ちゃん なんて言ったの?」
「え?………彩月が倒れたから和久井くんが保健室で様子みてるって言った」
「瞬時にそんなこと言えるなんてすごいよねぇ」
人に囲まれたのが嫌なのか少し苛立っているような晴くん。
二時間目終わりのチャイムだ。
「そろそろ帰るよぉ」
「うん!沢山写真撮れたね!」
「ほぼ俺の写真でしょ、あんまり見せないでよぉ」
「私の宝物にしとくよ!」
そして、教室に戻る。
「御国さん大丈夫だった!?」
「和久井やるじゃねぇか!御国を助けるなんて」
「彩月さんに手を出さなかったよね?」
「和久井くんはやっぱりイケメンだ…」
クラスのみんなに囲まれた。
え、どういう状況?
チラッと晴くんを見ると、瞬時に対応していた。
「大丈夫だって言ってるでしょ はい、邪魔だからどいてねぇ ほら、行くよ」
「あ、うん!」
「ねぇ、茉莉ちゃん なんて言ったの?」
「え?………彩月が倒れたから和久井くんが保健室で様子みてるって言った」
「瞬時にそんなこと言えるなんてすごいよねぇ」
人に囲まれたのが嫌なのか少し苛立っているような晴くん。