全ての記憶を《写真》に込めて
「ごめんね、会って早々抱きしめちゃって」
「ホントだよ、死にかけてたんじゃないのぉ」
「嘘、そうなの!?ごめんね、本当に…」
「私は死にかけてないので大丈夫です!」
謝ってくれた子は同じクラスの桜庭茉莉というこらしい。

「まさか、秋になってから来るなんてなぁ どうして保健室登校だったの?」
「えっと、まだ言えません 親から許可出てないので」
「そーなの?じゃあ、いつか話してね」
「もちろん!」
そう言ってお互い握手をする。

「ていうかさぁ、いつの間に仲良くなってんの」
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