全ての記憶を《写真》に込めて
「取り敢えずさぁ、あんた御両親に電話した方がいいんじゃないの?」
ほら、何かあってからじゃ迷惑かけるんじゃない?と晴くんが言う。
「でも、お父さんたち今海外なの すぐは帰ってこれないし、今は特に忙しい時期なんだって」
だから、電話しても正直意味の無い気がする。
「……あっ、そうだ!彩月、私の家に来る? そしたら安全だよ!」
「茉莉ちゃんの家でいいならさ、俺の家でもいいんじゃない?」
「はぁ?あんた達馬鹿なの」
家の人のことも考えなよねぇ、と頭を搔く晴くん。本気で悩んでいるようだ。
私が迷惑かけちゃったかなぁ。
「あ、ならさ」
_______________晴の家に行ったらいいんじゃないのか?
「はぁっ!?」
ほら、何かあってからじゃ迷惑かけるんじゃない?と晴くんが言う。
「でも、お父さんたち今海外なの すぐは帰ってこれないし、今は特に忙しい時期なんだって」
だから、電話しても正直意味の無い気がする。
「……あっ、そうだ!彩月、私の家に来る? そしたら安全だよ!」
「茉莉ちゃんの家でいいならさ、俺の家でもいいんじゃない?」
「はぁ?あんた達馬鹿なの」
家の人のことも考えなよねぇ、と頭を搔く晴くん。本気で悩んでいるようだ。
私が迷惑かけちゃったかなぁ。
「あ、ならさ」
_______________晴の家に行ったらいいんじゃないのか?
「はぁっ!?」