はつこい
そこに立ってたのは、黒髪で目にかかるくらいの少しウェーブのかかった髪の毛を髪になびかせて、目は奥二重だけど大きくてら色っぽい‥通った鼻筋に形のいい唇‥!!
白い肌にほどよくついた筋肉。180センチはある高い身長に‥今日はイケメンたくさんみたけど、この人はずば抜けてて‥!!!
「っ‥わり‥大丈夫か?」
「ゆめちゃん大丈夫か!?!?」
そう赤髪イケメンヤンキーさんが言うと
「ゆめ!?」
ひろやくんもそう言ってこっちに寄って来た。
私はこける時に足をくじいたのか、少し痛い右の足首を抑えて、こらえながら笑った
「っ、大丈夫です!ごめんなさいっ」
「‥大丈夫じゃねえだろ、右足」
「いや、少しひねっただけなので、本当に。私がちゃんとみてなかったので‥もう帰るだけだし、本当に大丈夫です!!」
「では、失礼しま‥「まて。」
!?!?!?
腕を掴まれた。しかもこのイケメンさんに!
「‥名前は?」
「ふぇっ!?」
‥もしかして‥ぶつかったこと怒ってる‥!?やだ‥殺されちゃううう!!!
「‥名前、教えろよ」
「えっと‥‥」
ひろやくんに救いの目をやると、ひろやくんは驚いた顔でその男の人をみてる。
え、そんな、ひろやくんが驚くほど怒ってるの!?!?この人!?!?
恐る恐る振り返ると、金髪さんも赤髪さんも目が点になってる。
「‥おい。」
はっ!!!
「はいっ!!!もっ!森下ゆめですっ!ごめんなさいっ!!」
「‥もりした‥ゆめ‥か。」
「はいっっ」
怖いよ怖いよかっこいいし怖いしいろんな意味でドキドキするよ‥帰りたい‥
「すみませんでした、本当に‥失礼します‥」
振り返って歩き出そうとすると、また
パシッ
腕を掴まれた
「‥待てよ。俺、山本けい。2年2組。家まで送ってく。」
「あっ、はい‥!山本さん‥!私は2年2組ですっ!だ、大丈夫です!自分で帰れます!」
「同じクラスだな」
「はい!、ん?へ!?」
同じ‥クラス‥?!!山本さんは、2組‥私は‥2組‥!!!
「けいって呼べよ、ゆめ」
「えっ、、あっ、はい、、!」
「なーんで敬語な訳よ〜ゆめちゃん。けい、そんな怖いやつじゃねえよ〜”普段は”」
そう赤髪イケメンさんが言った。
「は、はい‥怖くないです。。」
「ぶつかって怪我させたお詫び‥してぇから。ん。」
へ?
ポカーンとした顔でけいくんを見つめると
「ケータイ。とりあえず連絡先教えろよ」
へ?
「おいおいけいくんよ〜どうしちゃったの?めずらしんじゃねーの?!な?ひろや!」
「うん‥いやちょっと‥確かに初めてみたけいさんが‥!」
「っせえ。お前らは黙れ。俺はおわびがしてえだけだから。」
おわびって‥たかがぶつかってこけただけだよ‥?こけたって言ってもすぐ立ち上がったんだよ‥?
「イヤイヤおわびするほどのことではないので大丈夫ですっ、、!」
「いいから」
そう言って私のケータイをとって、なにやらいじってる。そしてけいくんの電話がなった。
「登録しとく。とりあえず送ってくわ。」
そう言ってけいくんは誰かに電話してる。
「車出してくれ、ハヤシ。」
ポカーンと見てると、電話を切り終わったけいくんが、こっちを見て、きゅうに近づいてきた
ドキッ!!!やめてやめてなになになに!!!?