…好きか?

確かにアタシは
ずっとコイツを
“心友”だって思ってた。

だからもちろん
好きって気持ちはある。


けれどそれが
“恋愛”としてなんて
考えてもみなかった。


いつからゼンは
アタシをそんな風に
“想って”いた…?



「いきなりすぎて
 意味がわかんない…」



ゼンがアタシを…なんて
頭ん中
整理出来ない…



「まぁ…そうだろうな。
 俺自身もこんなタイミングで
 言うとは思わなかったし。
 だけど
お前がアイツと付き合うから…」


「…何それ」



アタシが会長さんと付き合った事が
なんの関係があるの…
< 280 / 370 >

この作品をシェア

pagetop