出会いは突然、電車にて。

今日は瀬奈は遅刻だったらしい。


良かったー。見られてたらどうなっていた事か。

想像するだけで鳥肌が...。



そして、今は昼休憩。


瀬奈に昨日、快斗から話してくれたことを話した。


あまり、話すのは良くないのかと迷ったけど今はそれより私が快斗に出来ることを探さなきゃいけない。


｢そっかー、あの元気そうな川波さんにも裏にはそんな事があったんだね｡｣


｢そうなんだよね。みえないよね、やっぱり｡｣


｢全然みえない！｣

やっぱりそうだよね。


暗い部分なんて欠片も見せてられてなかった。

だから気づいてあげれなかったんだよね。