出会いは突然、電車にて。
店長さんの方をみるとニヤニヤしている。

そんな変な事言ったかな。


「いいよ、杏奈ちゃんだっけ。」


「なんで私の名前、」


「結構前から快斗から鬱陶しい惚気を聞かされてたからねー。
君は面接なしで合格。
快斗が選んだ彼女さんだったらきっと大丈夫でしょう。」

「本当ですか?!
ありがとうございます!」

「杏奈も、店長も本気ですか?!」


「「本気です。」」

快斗の質問に答えるには全く2人とも時間は要らなかった。
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