出会いは突然、電車にて。
「また来いよ!」


いつもチャラ男な店長が涙なんて流してるとこ初めて見た。


店長だけじゃなくて、5人全員ボロボロに泣いてる。


「また来ます!必ず!」


「嫌というほど通ってやりますよ!」


「先輩方!待ってますから!」


「どうかお二人共お幸せに!」


「「ありがとう!」」


「さようなら!」




カランカラン

店を出るとまるで違う世界かのように静かな世界になる。

「やっと静かになったな。」

「だね。」


二人で五年間使ったバスに乗って二人の家へ帰る。
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