出会いは突然、電車にて。
第10章*悪夢
ゆめを見た。





『俺、お前のことずっと前から好きだった。』


小学生くらいの男の子が教室で女の子にそう話しかけている。


何故か私は反射的に

「言っちゃダメ!」
とその子に叫んでいた。


でもその子に私の声は届かないみたいで


『私も好き!』


顔を真っ赤にしながら男の子に返事していた。
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