ルミナスの当主の秘密
リビングに着くと琥珀は、紅茶を準備してくれていた。しかも人数分



『ありがとう』



『ああ』



・・・会話終了。気まずい



『さて!改めて自己紹介ね!私は、遠藤 美咲。家は、魔法屋よ。改めてよろしく!怜』



何と魔法屋!!



魔法屋とはその名の通り魔法を売っている店。



私がさっき使った箒とか、魔法の薬とか、その他もろもろ売っている!



すごい!



『美咲、魔法屋なんだ!凄い!改めてよろしく!』



『俺は、氷希 革(ヒョウキ アラタ)、革でいい。よろし『氷希!?あの伝説の氷希一族!?』



氷希一族とは、はるか昔この世界が氷に包まれる直前に氷を消し、世界を助けたという伝説の一族。



『あ、ああ。そんなに驚かれるとは、よろしく』



『うん!よろしく!』



さて、最後は琥珀だ!



『俺は、白金 琥珀(シロガネ コハク)家は、魔物討伐の”クロス”、よろしく』



ク、クロス!?ワァオ。



”クロス”って私達の次に強い組織じゃん!



どおりで、強いのか。納得納得。



『最後は怜だよ!』



あ、ああ。そうだね、私も自己紹介しないとね!



『私は、栗原 怜。家は、魔物討伐の”ルミナス”改めてよろしく!』



当主だということは伏せておこう。一応



『へー、”ルミナス”だったのか、どおりで強いわけだ』



琥珀はまじまじと私を見ていた。



『まぁまぁ、そんなに怜の事見ないの琥珀』



『み、見てねーよ!』



『はいはい、この後どうする?やることも無いし、暇だし』



確かに暇だね、『あ、私荷物片付けないと』



『あ、そっかーOK。じゃあ終わったら、いっぱい話しましょ!』






< 11 / 33 >

この作品をシェア

pagetop