ルミナスの当主の秘密

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どれくらい時間が経っただろうか



俺からしたら１時間以上経った気分だ。




『もう、良いか。よく耐えた､お主を主と認めよう』




手をかざすと俺の体から先ほどの入れた炎の固まりが体から出ていった。




その途端痛みがひき楽になった




『我の名は､ヴルガ。改めてよろしく頼む､我が主』




『ああ、俺の名前は白金 琥珀だ』




『琥珀殿か。良い名だ』




まさか、自分が神級の使い魔を召喚するとはな。




正直驚きだ。




『そうだ、そろそろ戻りたいんだか。どうやって戻ればいいんだ？』



『この世界は、使い魔を使わないと出入れ出来ないのだ。と言っても一度出ていけばここに戻るには専用の使い魔が必要なのだかな』




つまり、俺が今ここから出れば専用の使い魔がいなければ戻れない、という事か




『ちなみに我は専用の使い魔ではないので戻る事は出来ない』




『そうか、別に構わないが、そろそろ戻れるか？』




『ああ、では行くか。“元の世界に戻れ！”』



周りが輝き､目を開けてられず閉じた




そして、再び目を開けると元の世界に戻っていた