ルミナスの当主の秘密

目を開けると学園に戻っていた。





『ありがと、アル』





周りを見るとみんな私達の事を見ていた。





え、なに私何かした!?





もしかして、身なりがおかしいとか?





慌てて見てみると何もおかしな所なし





え、何なのさー!





『すっげー!』





『あ、革?何が凄いの?』




革がやっと声を出してくれたと思ったら第一声がすっげー!ってどうゆうこと?






『だって、ゴールデンウルフだぞ!使い魔の神級の中で四神と同様のその強さ、そしてめったに契約しないと言われているんだぞ!そのゴールデンウルフが今目の前にいるんだ、これをすげーと言わずなんというんだよ!』





さ、さぁ?





あ、言い忘れてたけど使い魔にも強さがあるの。






神級の中でも強く、めったに現れないと言われるのがゴールデンウルフ。





現われる確率は、四神より低いかもね





で、強さの中で次に強いのは四神。





でも、4人一斉に攻撃したらどっちが強いか分からないけどね。





四神もゴールデンウルフ程でも無いけどめったに現れない。





この2人あ、6人は使い魔の中でも特にみんなが召喚したい使い魔達なの。





だから、革が興奮するのは少し分かる、かな?






『まぁまぁ、落ち着いてよ革。それより、美咲まだ帰ってないの?』




『ああ、いくら何でも心配だな・・・』





うーん






確かにそれは一理ある。






でも、






『美咲は、強いから大丈夫だと思うよ。それに使い魔は、人間を極力攻撃しないから』







< 21 / 33 >

この作品をシェア

pagetop