ルミナスの当主の秘密

『そう、だよな。美咲は強いからな！よし、俺も召喚してくる！』






『私と琥珀どっちも終わったから、私達が使ってた場所使ってもいいよ』






『助かる！』





よし！と言って革は、魔法陣を書き始めた






革が美咲を心配する理由分かるなー






使い魔が人間を攻撃しないと言ってもごく稀に攻撃してくる使い魔もいるし






それで命を落とす人もいる･･･






革が召喚しに行って革が帰って来ても美咲が帰って来なかったら迎えに行こう！






うん、それがいい！






『ウィンドガルムをおさめる精霊よ、我が魔力を糧にし我､氷希 革をウィンドガルムへ導きたまえ！』






『革､気を付けて！』






私がニコッと笑って言うと、革は顔をそらして行ってしまった





『もうー、なんで無視するのかなー！』






『この､鈍感が』






『鈍感じゃないしー』






『じゃあ、バカか』






『な、なんでそうなるの！』






琥珀って昨日は気づかなかったけどかなり毒舌だ！





ふん！もういいもん






美咲達が帰ってくるまでアルとの戦いの相性調べてる！





『おい、どこ行くんだよ』






『先生の所！』






なんで､琥珀にいちいち言わなければいけないの！






そう、叫びそうになったのをグッと我慢して先生の所に向かった。







『先生､アルについて調べたい事あるから闘技場の後ろ半分使っていいですか？』






『別にいいが、そうだ栗原お前この後みんなが召喚し終わったらお手本見して貰うから』






『なんの？』






おっと、驚きのあまりタメ口になっちゃった





先生は、そんな事を全く気にしないのか、話をどんどん進めた





『ん？聞いてなかったか？使い魔の戦いについてNo.1のお前に手本してもらおうと思って』





え、えー






正直､正直に言うとめんどくさい。





『絶対やらなきゃダメですか？』





『ああ』






即答！






やるきゃ無いよねー･･･






『･･･わかりました。やります』






ていうか、やらないと何言われるか分からない






でも、やるからには真面目にやるよ






受けた事はどんな物でも全て真面目に取り組む私のモットーだから！