ルミナスの当主の秘密
うわ、尻尾めっちゃサラサラしてる!






気持ちいい〜






〔ねぇ、アル。共鳴するとどんな効果が現れるの?〕






今私達は、同じ体の中にいるから心話を使って会話している






〔知らん〕






知らんって・・・






なんで自分の事知らないのー!






〔誰も儂と共鳴出来る者がいないからじゃ〕






え、なんで思ってる事分かったの!?







〔同じ体にいるんだから、心の声が普通に聞こえてくるわい〕






あ、そうだった、忘れてた。







〔それで、話戻すけど・・・〕






〔なんじゃ?〕






あれ、何の話してたってけ?







さっきまで、私が心の中で話してた事はアルに筒抜けって話してたよね






その前は・・・






〔あ、そうだ。アルと共鳴するとどんな効果が現れるの?〕







〔知らんと言ったじゃろう。儂を召喚する者は、昔数人いたがさすがに共鳴まではできなくてのぅ、儂も1つしか知らん。その一つは身体能力が上がる事じゃ〕






〔身体能力が?どんな感じに?〕





〔とりあえず思いっきりジャンプしてみぃ〕




え、なんで?





よく分かんないけど言われた通りにやってみよう!




『そーれ!』




思いっきりジャンプしたら、闘技場を飛び越え学園を見渡せる位高くあがった




『うわ、凄い!』


< 24 / 33 >

この作品をシェア

pagetop