ルミナスの当主の秘密
Side美咲
魔法陣を飛び込んだ先にあったのは、色々な色が混ざっている世界。
地面も何も無く、自分が降りていっているのか立っているのかさえ分からなかったの。
そしたら、そこに2人の“カギ使い”が来たの
『こんにちは!僕はカギ使いのカルル』
『私も同じくカギ使いのスゥーですぅー。よろしくですぅー』
『え、2人?私は、遠藤 美咲。こちらこそよろしくね』
普通なら使い魔召喚は、1人だけが召喚されるはずよね?
『あ、スゥーの事は気にしないで、僕が君の使い魔になるから!』
『何を言ってるんですぅー?スゥーが使い魔になるんですぅー!』
『え?どういう事なの?』
『本当は、僕が使い魔になる予定なのにスゥーが邪魔して来たんだ』
『違いますぅー!カルルが邪魔して来たんですぅー!』
『スゥーが邪魔して来たんだろ!』
『カルルですぅー!』
私の事を無視して、2人はケンカをはじめちゃったよ
どうすればいいのよ
『こうなったら勝負ですぅー!“開け!炎の精霊を宿し扉、現れよ、イグニス!”』
持っていた大きなカギを上に振りかざし、カギを開けるようにまわした。
『そっちがその気なら、こっちだって!“開け!水の精霊を宿し扉、現れよ、アクエ!”』
魔法陣を飛び込んだ先にあったのは、色々な色が混ざっている世界。
地面も何も無く、自分が降りていっているのか立っているのかさえ分からなかったの。
そしたら、そこに2人の“カギ使い”が来たの
『こんにちは!僕はカギ使いのカルル』
『私も同じくカギ使いのスゥーですぅー。よろしくですぅー』
『え、2人?私は、遠藤 美咲。こちらこそよろしくね』
普通なら使い魔召喚は、1人だけが召喚されるはずよね?
『あ、スゥーの事は気にしないで、僕が君の使い魔になるから!』
『何を言ってるんですぅー?スゥーが使い魔になるんですぅー!』
『え?どういう事なの?』
『本当は、僕が使い魔になる予定なのにスゥーが邪魔して来たんだ』
『違いますぅー!カルルが邪魔して来たんですぅー!』
『スゥーが邪魔して来たんだろ!』
『カルルですぅー!』
私の事を無視して、2人はケンカをはじめちゃったよ
どうすればいいのよ
『こうなったら勝負ですぅー!“開け!炎の精霊を宿し扉、現れよ、イグニス!”』
持っていた大きなカギを上に振りかざし、カギを開けるようにまわした。
『そっちがその気なら、こっちだって!“開け!水の精霊を宿し扉、現れよ、アクエ!”』