ルミナスの当主の秘密
『確かに!それはいいかもしれないわね!』






カルルとスゥー同時に召喚されるんだもの、カルルはスゥーに負けてないってことになるじゃない!






『はい!あなたがそう望むなら、僕はあなたの使い魔になりましょう』






『俺は、氷希 革 よろしくな!』






『僕は、カギ使いのカルルです!よろしくお願いします、革様』






じゃあ、私はの使い魔はスゥーって事でいいのよね?






『改めまして、遠藤 美咲です。これからよろしくね、スゥー』






『私は、カギ使いのスゥーですぅー。こちらこそよろしくお願いしますですぅー』






私は、スゥーに、革は、カルルにそれぞれ挨拶をした。






そろそろ帰りたいな、結構時間経ってるだろうし






『ねぇ、ここから出るにはどうしたらいいの?』







『それならスゥーと』 『カルルに』




『おまかせですぅー!』 『おまかせを!』







お互いに持っている大きなカギをクロスさせた






『『“我らを元の世界に戻す扉、現れたまえ!”』』







スゥーとカルルが言い終わると、2人の鍵が差す方向に大きな茶色の扉が現れた。






左右の端それぞれに鍵穴があった。






あの、鍵穴って大きさ的にカルルとスゥーの鍵穴みたいね






『もう、やり残した事は無い?僕達の力ではこの世界に戻す事は出来ないから』







『私は、無いわね。革は?』





『俺も無い』





『じゃあ、扉を開けますぅー!』






スゥーは左に、カルルは右に行って鍵穴に鍵を差してまわした。






その途端ゆっくり扉が開いてきた






『眩しっ!』






あまりのまぶしさに私達は目を閉じた。







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