ヒミツの通り道。
なんだか珍しそうな顔してるけど……。
「んまあ、分かってくれるんならなんでもいいや。
それじゃ、今言ったルールは絶対に守ってよ?
破ったらここの家、出ていってもらうからねっ!」
「……うん。わかった。」
よしっ!
皇くんはなんだかよく分からない様子だったけど、
とりあえずはわかってくれたからいいやっ!
それからあたし達は、ご飯を食べてお風呂に入って、
いつもより少し早い時間に眠った。