ねえ、アリス。




「さあ、知らないよ…

いい迷惑だ…」




西陽くんは私の方を見ようともしない。





それでも私はニッコリ笑ってアリスの正体を教えてあげた。





「ねえ、西陽くん。

アリスは、私だよ。」




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