こんなの心臓もちません!
「ごめんね、千紘は今外出中なの」
嘘ついてごめん!
けどこうしないと多分千紘がさらにさらに
不機嫌になる……!
『そう、なんだ……。
……私と話したくないのかな?』
グスッと聞こえる嗚咽。
えっ、えっ!?
もしかして泣いてる!?
「そ、そんなことないと思うよ!
千紘も多分残念がって……『ほんと!?
じゃあ千紘くんが帰ってきたらかけ直すように言ってほしいの。ごめんね、お願いします』
ガチャっ
ツー、ツー、ツー……
「ち、千紘……」
「……」
無言でめんどくさそうな顔を向けるところからすると、
多分世羅ちゃんがなに言ったかわかってるんだろうな……。
嘘ついてごめん!
けどこうしないと多分千紘がさらにさらに
不機嫌になる……!
『そう、なんだ……。
……私と話したくないのかな?』
グスッと聞こえる嗚咽。
えっ、えっ!?
もしかして泣いてる!?
「そ、そんなことないと思うよ!
千紘も多分残念がって……『ほんと!?
じゃあ千紘くんが帰ってきたらかけ直すように言ってほしいの。ごめんね、お願いします』
ガチャっ
ツー、ツー、ツー……
「ち、千紘……」
「……」
無言でめんどくさそうな顔を向けるところからすると、
多分世羅ちゃんがなに言ったかわかってるんだろうな……。