流れ星に願いを込めて
「私が一緒におうちを探してあげる」


リリィの言葉に少年は嬉しそうに「ほんとぉ!!」とほほ笑みます

リリィと少年は手をつなぐと、公園の出口に向かいました


不思議なことが起きたのはその時でした

もうあと1歩で公園を出るというところで、少年の足が止まりました


「どうしたの?」


リリィは不思議そうに、少年に尋ねました


「ボク、分からないけど足がうごかないよぉ」


不安そうに少年はリリィを見上げて言います
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