流れ星に願いを込めて
彼の話を聞きながら、リリィは先日の少女の事を思い出していました

あの少女も確か足を怪我して走れないと言っていました

彼女は今頃どうしているのだろうか

リリィはあの凛とした彼女の姿を思い出しながら、話を聞いていました


「私がこの前出会った女の子も足に怪我をして、走れないと泣いていました」


彼女の言葉に彼はリリィを見上げました


「彼女はちゃんとリハビリをして走る事したようですよ。その彼女も、もしかしたらちゃんと闘っているのかもしれませんね」


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