流れ星に願いを込めて
リリィの近づく足音に気がついてか、彼女はリリィの方に顔を向けました

ゆっくりとリリィが彼女の横に腰を下ろすと、彼女は頬の涙を手の甲で拭いてリリィに話しかけました


「あなたは誰?」

「私はリリィといいます。あなたのお名前を聞いても良いですか?」


彼女の名前は ミサでした

彼女が泣いていたのは、大好きだった人に振られたかららしかった

その話を彼女はゆっくりとリリィに話していった


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