流れ星に願いを込めて
しかし少年は突然リリィの方を振り返りました

リリィは少し驚いて少年を見つめます


『きっと偶然だろう』


そう思ってリリィは少年に近付いて行きました

少年の目はまるでリリィを見つめているようでした


「お姉さん、だぁれ?」


突然少年はそう言ったのでした

驚いてリリィは後ろを振り返ります

しかしそこには誰もいません

少年は、リリィの事を言っているのです

リリィは初めての出来事に戸惑いを隠せません
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