【紫・詩】《1972年04月01日ニ生マレテ/貴stone石》
歩いてく。
道端は土だと良い。アスファルトなんだけど。
子供じみて。
紐靴に埃。
嫌に、気に入って。
田舎に置いてきた、畦道の花思う。
僕は出来ないヒトだったから。
忘れた。忘れたくなかった風景。
花の在る
風景
ボロの靴に包まれ、この体支える。
二本の。同じ
ゆらゆら風に
そよぐ花。
違う花
足元に。
かがむ。
都会の
片隅の、うす汚れた埃まみれの
ソレに、そっと顔を近づけた。
(start of END)
道端は土だと良い。アスファルトなんだけど。
子供じみて。
紐靴に埃。
嫌に、気に入って。
田舎に置いてきた、畦道の花思う。
僕は出来ないヒトだったから。
忘れた。忘れたくなかった風景。
花の在る
風景
ボロの靴に包まれ、この体支える。
二本の。同じ
ゆらゆら風に
そよぐ花。
違う花
足元に。
かがむ。
都会の
片隅の、うす汚れた埃まみれの
ソレに、そっと顔を近づけた。
(start of END)