孤独姫



親父と電話を簡単に済ませ
俺は慎哉に声をかけた


「慎哉、少し出てくる」


「今からですか」


「あぁ、親父が何か知ってるようなんだ」


「分かりました、傘下には伝えておきましょう」


「悪いな、5時には戻ってくる」


今はまだ、
昼前だから


今から親父のとこに行けば
余裕で戻ってこれるだろう…



「遥、上に来い」


そう言うと
遥は部屋に上がってきた


「どーかしたの」


「今から親父のとこに行ってくる」


親父のとこに行く前に
簡単にでも
下の奴らに
今起きていることを伝えておきたい


「全員集まっていたか」


「もうそろってるよ」


…今から行くか


「傘下には5時と訂正しておきました」


、、、仕事早いな



俺らは
下に降りることにした




樹音said終





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