孤独姫





総長さんが
実家に帰ってから


3時間ぐらいがたった16時





「失礼します」


「どうぞ」


部屋の前から聞こえた声に
返事をしたのは慎くんだった


「駒木(こまき)さんが来られました」


駒木?


だれだろうか


「上に通してください」


「わかりました」


なにか
偉い人なのだろうか…


「相変わらず来るの早いねー」


「せっかちなだけだろ」


ーガチャー


さっき戻っていったのに
もう来たんだ

…早いね


「説明しろよ!!」




  綺沙羅said終




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