孤独姫





相変わらず
声がでかい方ですね…


「おい、説明しろって!」


「時間の訂正は伝えたはずですが」


「そんなの待ってられっか」


急にこんな奴が
入っていたことで

綺沙羅が驚いていますね


「おい、じゅんはどこだよ」


「少し出てます」


「まじかよ……ん、その女は」


「僕の彼女です」


そういうと
納得したのか

空いていたソファに座った


「こーくん、来るの早いよねー」


遥は少し時間が空いたことで
落ち着きを戻したようで
話し方がいつも通りに戻ってますね


「ほめても何もでねぇーぞ」


「ほめてはないんだけどねー…」


この人は
空気も読めないし
人の話も聞かない人だ


「時間までここで待つな」


「どうぞ」


てか



ダメって言っても
勝手にいるでしょうに



はぁー……

めんどくさい奴が来たな



   慎哉said終






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