孤独姫



17時に近づいてくるにつれて
傘下のメンバーもそろって来た


駒木以外は
至って真面目な人たちで
僕たちのことを尊敬してくれています


「すまん、今戻った」


そんなことを考えていると
じゅんが戻ってきた


「話は聞けましたか」


「あぁ、後で話す」


「おせぇーんだよ」


「お前は早すぎるんだよ」


「しょーがねぇーだろうが」


駒木とじゅんは
昔から仲がいい
でも、
幼なじみではないそうだ


「じゅん、そろってますよ」


「とりあえず、総長だけでいい」


「わかりました」


そう指示をされ
すぐに下に伝えました


「綺沙羅ちゃんはどーするの」


「居てもいい」


「なら、私もここにいます」


…肝の据わった彼女ですね



 慎哉said終



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