孤独姫



「お、おれがですか」


「あぁ」


「今からですか?!」


「今から行けばいい時間になるでしょう」


そう言われてみればそうだが

別に俺が行かなくても…
幹部のどなたかが行けばいいのでは、、


「今回はお前にも非が有る」


「し、しかし!」


「いってきなよー」


「これで水に流すみたいですからね」


…でも

俺なんかが行っても


「燐夜、廉夜、真希、付いて行ってやれ」


「「「はい」」」


「ほら、いくぞ」


「宗太らしくないぞ」


「舞里さんのためだよ」


……そうだな


俺が総長たちに
報告をしていれば
もう少し早く手掛かりが見つかったんだ


「行ってきます」


「あぁ、頼んだぞ」


総長たちに見送られ
俺たち4人はバイクに乗った






宗太said終





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